食べ処　愚円の庄 - Syva(シバ)のブログ

※写真追加したぜぇ。

知っている人は知っているが俺は糖尿病だ。
生来病院嫌いで亡父がインシュリン注射をしていたんで、あれは嫌だと病院には掛かりたく無かったのだが、ネットで調べて炭水化物を取らなければ良いと言う記事を読んで以来ずっとそれを実践してる訳だ。
おかげで食後血糖値や空腹時血糖値を血糖値計で計っても大幅に基準値を超える事も無く体重もかなり減った。

そんな俺だが昔から蕎麦好きなんだよ。
それをずっと我慢してきたのだが…
最近のNHKのあさイチでマグネシウム不足が糖尿病発症に関係していると言うのを見て、マグネシウム摂取に有効な食材としていくつか上げられてるうちの一つとして蕎麦があったのだ。

ふむ…それなら多少は良いのか？
他の食材も何気に取ってはいるがね。

話は変わるが昨日の通行止めの日記で油木ダムを通ってと書いたのだが、そこにはお墓だけでなく親戚も近所に住んでいる。
以前義母さんを連れて墓参りの際に親戚の家にも連れて行ったのだが、その時から道のあちこちに｢十割そば｣の看板を見て、ふ〜ん、こんなところに蕎麦屋があるのかと思っていたのだが、何と親戚の家のすぐ近所だった。
が、俺にしては珍しくその時は行かなかった。
多分お休みだったか時間が悪かったんだと思う。

それから糖尿病になって蕎麦は諦めていたんで油木ダムへ行っても寄らなかったのだが、通行止めで油木ダムに戻った時にこの先走っても食べる所は無いし、ニュースを見てどうしても蕎麦が食べたくなったんで寄る事にした。

予約もしてないし15時になっていたんで食べられるかどうか不安だったのだが、たまたま2食分ならお出し出来ますと言う事なのでお店に入った。

店内は民家を改装した作りと言うか民家そのままで良い雰囲気だ。
テーブル席と座敷席、掘り炬燵？席があって掘り炬燵席へ。
風が心地良い席だ。

お品書きを見て蕎麦を単品で注文。
他にも食べたいのだが糖尿病なのでね。
石釜で焼いたピザもあるのだがこれは無理だし。
次回来た時は嫁に食わせてみるか（笑）

お品書きを読むと店主の拘りと砂糖を使わない出汁と書いてある。
俺としては嬉しいね。
予想もしてなかったからさ。

出来上がるまで一服しに車へ戻った。
いやね、着いた時に初期型RG250Γが止まっていて気になったのだが、どうやらお客さんだったらしく煙草を吸いがてらお話してみようとね。

2stのバイクって今は売ってないしメンテもパーツの入手が困難になって来て大変だから色んな人の話を聞きたいと思ってるんだよ。
だから人嫌いな俺から話し掛けられるのさ。

話が終わって店内へ戻って暫くすると蕎麦が出てきた。
十割の田舎蕎麦って感じの艶のある蕎麦だ。
お勧めでそのまま味わってみる。
蕎麦の味が良いねぇ。
次に塩で戴くとこれは結構いける。
蕎麦の味と塩の深みがあってると思う。

出汁で戴くと最初はちょっと出汁が弱いか？と感じたのだが、食べていくうちにこれは蕎麦の味を邪魔しない味なのだと思った。
俺は昔は藪ばかり行っていたので、あの濃い出汁に慣れきっているのだろう。
確かに藪の時は蕎麦を出汁に全部潜らせたりはしなかったが、ここのは全部潜らせて食べた。
嫁の蕎麦も少々貰ったんで蕎麦湯を飲む時に出汁が足りなかったぐらいだ。

うん、ここは良いよ。
俺の体にも合っていると思うし、また来たいと思う味だ。

あ、次に来る時は予約をしてから来よう。
今回はいきなりだったので大盛りが出来なかったからね。

と言う事で
食べ処　愚円の庄（ぐえんのしょう）